オールウェイズ・ルック・オン・ザ・ブライト・サイド・オブ・ライフ[2005年06月22日(水)]
先週はトニー賞の授賞式にAFI映画音楽ベスト100、それに『ザッツ・エンタテインメント』シリーズ一挙放送がNHK-BSで、WOWOWでは『ザ・ミュージックマン』と、ミュージカル関連番組が大量にあり、とりだめしたビデオをまだ観きれていません。
AFIの映画音楽ベスト100については、アッチにまとめましたので、コッチは裏ネタで。
今年の3月に、ヨーロッパでお葬式に流したい曲ベスト10というアンケートがありました。
「あっ」と思ったのがイギリスのリストで3位にランキングされていた“Always look on the bright side of life”。映画『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』の挿入歌で、先日トニー賞を獲った『スパマロット』にも使われてるんですよね。
聴けば「ああ、あれ!」と気づくでしょう。よろしければ下の動画でご確認ください。
ね?知ってるでしょう。歌詞がここにあります。
映画は、たまたまキリストの隣人として生まれたフツーの男・ブライアンが、なぜか救世主に祭り上げられたあげく、処刑されるという不条理コメディ。罪もないのに死刑になる直前、隣でおなじく磔になった男(れっきとした役名があるんですが、エリック・アイドルがキリストっぽい風貌で演じてます)が「まあ、くよくよすんな」と声をかけると、口笛まじりにこの歌を歌いはじめます。歌はやがて磔された140人の罪人全員の大コーラスとなり、絶望の極地のシーンに似合わぬ、ほがらかなメロディのなかで幕を閉じるのです。
もうひとつランキングをあげると、2004年の調査では、この映画はイギリスの映画ファンが好きな作品の7位に入ってます(ちなみに1位はおなじくモンティ・パイソンの『ホーリーグレイル』。イギリス人って、ええ趣味してるわ)。
パイソンズのブラックジョークは、差別ギリギリのものもあるし、タブーに踏み込んだものもあります。たしかに権力を揶揄している場合もあるけれど、多くは体当たりで笑いをとるものです。だから、オチなしのギャグが多い。つまり、意味なんて最初からないわけです。
うんと若い頃、わたしもかつては人生には意味があるに違いない、と思ってました。
モンティ・パイソンの最後の映画はまさに『The Meaning of Life(邦題・モンティ・パイソンの人生狂騒曲)』というタイトルですが、つくづく、人生の意味だとか、本来のじぶんとかを探してる間に、どんどん時間は過ぎていってしまう、と思いしらされます。
だったら人生の意味を探しながら生きるより、「生きる意味のある人生だった」と思える生き方をして死にたいもんです。
この曲は、元ネタの映画を知らなくても、人生の応援歌として秀逸です。
でも、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターがなぜ負けたときにこの歌を合唱するのか、ナイキのCMでPKを失敗したファンニステルローイやリハビリ中のロナウドが映し出されていたシーンになぜこの曲が使われたかを考えると、「いつも明るい面を見る」ことは、結局、しんどいこととガチンコでぶつかることじゃないか、という気がしてきます。
でも、なんの意味もなく、手がニョキッと出てくるだけの『BOSS』のCMでの使い方のほうが不条理度が高く、意外と本家の真髄を正しく継承してるのかも・・・しれません。
この曲は、結成20周年記念日の前日に48歳で急逝したブライアン役・グレアム・チャップマンの葬式で、列席者全員で歌われました。くわしいエピソードについては、すでにすばらしい文章があるので、ぜひ一読して、あなたも人生を狂わせてください。
しかし、なんでこの名曲がAFIベスト100に入らなかったのかと一瞬疑いましたが、アメリカ映画やないからでした(こんなオチでは、わたしもまだまだですねぇ。ま、いつも人生の明るい面を見ようってことで)。

AFIの映画音楽ベスト100については、アッチにまとめましたので、コッチは裏ネタで。
今年の3月に、ヨーロッパでお葬式に流したい曲ベスト10というアンケートがありました。
「あっ」と思ったのがイギリスのリストで3位にランキングされていた“Always look on the bright side of life”。映画『モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン』の挿入歌で、先日トニー賞を獲った『スパマロット』にも使われてるんですよね。
聴けば「ああ、あれ!」と気づくでしょう。よろしければ下の動画でご確認ください。
ね?知ってるでしょう。歌詞がここにあります。
映画は、たまたまキリストの隣人として生まれたフツーの男・ブライアンが、なぜか救世主に祭り上げられたあげく、処刑されるという不条理コメディ。罪もないのに死刑になる直前、隣でおなじく磔になった男(れっきとした役名があるんですが、エリック・アイドルがキリストっぽい風貌で演じてます)が「まあ、くよくよすんな」と声をかけると、口笛まじりにこの歌を歌いはじめます。歌はやがて磔された140人の罪人全員の大コーラスとなり、絶望の極地のシーンに似合わぬ、ほがらかなメロディのなかで幕を閉じるのです。
もうひとつランキングをあげると、2004年の調査では、この映画はイギリスの映画ファンが好きな作品の7位に入ってます(ちなみに1位はおなじくモンティ・パイソンの『ホーリーグレイル』。イギリス人って、ええ趣味してるわ)。
パイソンズのブラックジョークは、差別ギリギリのものもあるし、タブーに踏み込んだものもあります。たしかに権力を揶揄している場合もあるけれど、多くは体当たりで笑いをとるものです。だから、オチなしのギャグが多い。つまり、意味なんて最初からないわけです。
うんと若い頃、わたしもかつては人生には意味があるに違いない、と思ってました。
モンティ・パイソンの最後の映画はまさに『The Meaning of Life(邦題・モンティ・パイソンの人生狂騒曲)』というタイトルですが、つくづく、人生の意味だとか、本来のじぶんとかを探してる間に、どんどん時間は過ぎていってしまう、と思いしらされます。
だったら人生の意味を探しながら生きるより、「生きる意味のある人生だった」と思える生き方をして死にたいもんです。
この曲は、元ネタの映画を知らなくても、人生の応援歌として秀逸です。
でも、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターがなぜ負けたときにこの歌を合唱するのか、ナイキのCMでPKを失敗したファンニステルローイやリハビリ中のロナウドが映し出されていたシーンになぜこの曲が使われたかを考えると、「いつも明るい面を見る」ことは、結局、しんどいこととガチンコでぶつかることじゃないか、という気がしてきます。
でも、なんの意味もなく、手がニョキッと出てくるだけの『BOSS』のCMでの使い方のほうが不条理度が高く、意外と本家の真髄を正しく継承してるのかも・・・しれません。
この曲は、結成20周年記念日の前日に48歳で急逝したブライアン役・グレアム・チャップマンの葬式で、列席者全員で歌われました。くわしいエピソードについては、すでにすばらしい文章があるので、ぜひ一読して、あなたも人生を狂わせてください。
しかし、なんでこの名曲がAFIベスト100に入らなかったのかと一瞬疑いましたが、アメリカ映画やないからでした(こんなオチでは、わたしもまだまだですねぇ。ま、いつも人生の明るい面を見ようってことで)。

Always look on the bright side of life “Sings”・1991 / Monty Python
Posted at 22:13 | No Music No Life | この記事のURL | Clip!! | コメント(2)


せっかくかけてもらっても、じぶんでは聴けないんですけどね。
(050623_2255)
080221_0125追記
えーと、スパムTBを消そうとしたら、間違ってコメントのほうを消してしまいましたが、バックアップで復旧。スパムといえば、モンティ・パイソンだなぁと思わずほくそ笑んでしまいましたよ。
Posted by:bolacha at 2008年02月21日(木) 01:29